示談交渉の相手は任意保険会社の担当者が代理人として行う事が多々あります。この場合交渉の相手は示談経験が豊富なプロとなりますから時前に念入りな準備が必要となります。

 

保険会社との示談心構え４箇条　

❶示談の準備を念入りに行う　

❷プロだからと言って必要以上に相手を恐れない　

❸低い金額の提示には強い姿勢で臨む　

❹感情的にならず冷静に対応する

 

🔶念入りに準備をし相手を必要以上に恐れない　

事故相手の任意保険に示談代行サービスが付いていた場合交渉の相手は保険会社の担当者となります。このサービスは内容が複雑な示談交渉を代行してもらえるため加害者にとっては非常にありがたいサービスと言えます。しかし保険に加入していない被害者や弁護士をつける余裕がない場合などでは被害者自身が専門知識を持ったプロを相手に示談を行わなければならず被害者は交渉の準備を念入りに行い相手と対等に渡り合えるだけの知識を持つ必要があります。しかし相手が交渉のプロとはいっても裁判で認められるような損害を認めないという事はあり得ませんし賠償金の支払い能力に不安を覚える必要もないといったメリットもあります。つまり保険会社との示談は法律で認められる損害に関しては賠償能力が担保されているといった安心感があるのです。

 

🔶低い金額の提示には強い姿勢で臨む　

交通事故における損害賠償では加害者には被害者の損害を全額賠償する義務が有り被害者には損害を賠償してもらう権利があります・被害者は自分の損害額を正確に把握し法律に認められている損害に関しては全額を支払ってもらうぞという強い姿勢が必要です。しかし任意保険会社が最初に提示してくる金額は多くの場合自賠責基準に少しだけ上乗せされた金額です。これは保険会社はあくまで営利企業である為保険会社の支払いが少なければ利益となり逆に支払いが多ければその分利益が少なくなってしまうからです。また示談では交渉の度に最初の提示額から少しずつ金額をあげていき最終的には最初の提示額よりも高い金額で成立するケースが一般的ですから保険会社は交渉のテクニックとして低く提示するという意味もあります。

 

🔶冷静な対応を心がける　

「こちらは何も悪くないのに事故のせいでひがいにあってしまった」それなのに保険会社の提示する賠償金額が低くて話にならない」と感情的になってしまう気持ちも分かります。このような場合でも保険会社の担当者に不信感をいだき交渉が進まないといったことは避けなければなりません。保険会社の担当者は例え事務的と言われようとも加害者の代理人として保険金を支払うために仕事をしているわけですし被害者の納得できない感情を保険会社にぶつけても何の解決にもならないからです。被害者が保険会社と交渉する時には感情的に謝罪のみを求めるのではなく自分が受けた損害を金銭で賠償してもらうのだという冷静な対応を心がけましょう。

 

「むち打ち治療」の初期対応

むち打ちは初期対応が非常に重要になります。正式名称は「頸部捻挫」になります。交通事故のような衝突事故だけでなく、不意な衝撃などで、むち打ち状態になった場合に痛みが直後に現れるとは限りません。衝突直後は緊張状態にあり痛みを感じていないこともあります。しかし、その緊張が取れてくると痛みが現れ、増強してくることもあります。また、患部の損傷から炎症が起きるまでにタイムラグが生じて遅くなることもあります。

筋肉の奥には関節がありますので、そこに炎症があれば筋肉や肌に現れる炎症や発赤、腫脹が分かりにくのです。人の体は痛みや悪い部位があれば筋肉が緊張して患部を守ろうとします。そのため、軽症の場合でも徐々に悪化してひどくなる場合もあります。

したがって、初期状態では患部をカラーやテーピングなどで肯定をして、なるべる安静に努める必要があります。

守口市のサンテ鍼灸整骨院では、事故直後から来院までをお聞きし、患部の状態を細かく把握し、炎症があればアイシングを行い、炎症を減少させるために効果的な鍼灸施術または超音波を行い、最後にテーピングをして患部の負担を軽減させます。

もし現在、「むち打ち、腰痛、打撲」などでお困りの方は、当院へご相談ください。

ご相談、ご予約は電話・メール・LINEから行えます。